dentalimage マウスガードの各種迷彩デザイン

・スポーツ歯科

スポーツ歯科医学の源は、英国のボクシング選手である。
1892年頃に始まったという英国ボクシング選手に対するマウスピースのサポートは、スポーツ歯科、特にそのなかの外傷予防処置であるマウスガードを語るときに、この歴史的認識は重要である。現在、外傷予防に使用する装置には「マウスガード」という言葉が一般的に使用されている。
しかし、ボクシングはその発祥のスポーツであり歴史的に「マウスピース」と呼称されていたので、今でもボクシングではマウスピースと呼んでいる。
また、ボクシングで使用しているマウスピースは、当時の選手のほうから外傷予防のために歯科医師に頼んで制作してもらったものであると言われている。
一方(公財)ラクビ―フットボール協会は、平成17年度 第85回全国高校ラグビー大会からマウスガード(以下、MG)装置を義務化した。
ラグビーはコンタクトを伴うスポーツであり、それゆえ他競技に比べ多くの外傷、傷害が起こる可能性があり、関係者は外傷や障害からいかにプレイヤーを守るかを常に考慮しなければならない立場にある。
学校長、養護教諭、保健主事、指導者である学校教諭が、MGを含めた口腔スポーツ外傷防止教育を普及することが重要であり、対処方法を啓発できるのは学校歯科医だけであると考えます。

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